世に問う!言わずにはいられない
何かと住み難い、住み辛い世の中になってきているように思える昨今、右にも左にも決して属することなく、中立・中道をよしとして、敢えていうならば弱者の味方に立って私なりの提言や言いたい事を投稿するサイトです。
人それぞれ意見や考え方も違いますが、「こんな考え方もあるんだな〜」と、ご理解頂ければ幸いです。
   2010年以降の「世に問う」は、こちらのサイトに投稿致します。 2009年(63)以前の投稿分はこちら
このページ以外の提言は「世に問う!home」に戻ってからお進み下さい。
157.クリーンエネルギーの先進国に! 2013年7月18日
日本の国は、西の海域や南の領土に加え、最近は北の領域でも不快な圧力を受けるなど、近隣諸外国からの政治的圧力による危惧や懸念のみならず、東の海域では東日本大震災で痛感した大自然の脅威への警戒も念頭に置きながら、国土を守り、国民の生命や財産を守らなければならない。
そんななか参議院選の投票日が間近に迫っている。自公両党にとっては、ねじれ解消まであと数日という待望の国政選挙となるだろう。安定した政治運営にはやはりねじれ解消が不可欠であり、打ち出した政策を全うする上でも是が非でも解消したいと思うのは政権を握るどの政党でも一緒だ。

しかしながら、果たして我々国民の立場から考えればどうなのだろうか。
「必ずしもそれが正しいことだ」とは言い難いのではないだろうか。例えば、圧倒的多数を占める与党の暴走を、誰が食い止め、どの党が静止できるのだろうか。
万人にとって全てが正しい政策、全ての国民が望む一つの方針などあり得ない。
立場立場によって、或いは生活環境や性格、思想などの違いによっても価値観や考え方に相違がある筈だ。
二律背反やジレンマが生じ、片方立てれば片方立たず、痛し痒しの状況になるのは自明の理である。

今現在、今回の参議院選での自公二党の連立政権は圧勝確実と目されている。
経国済民(経世済民)、国を経り民を救う経済は当然の如く重要である。
デフレを脱却し景気回復を図ることは勿論必要であり異論を挟む余地はない。

当然の如く、ちまちまやるよりは大胆にやらなければ間違い無く結果は伴わないだろう。しかしながら、「手段を選ばず」といった節操のないやり方は如何なものか。
「いずれは原発をゼロにする」と公言しておきながら、海外で原発のトップセールスを当たり前、何事もなかったかのようにやっている。これではゼロにできる筈がない。「日本は原発ゼロにするつもりは毛頭ありませんよ」と世界に公言しているようなものだ。
誰が考えたって明明白白、「トップセールス」イコール「原発推進」ということだろう。
「徹底的な安全を確認した上で・・・」とお決まりのセリフはよく聞くが、「絶対安全だ」なんてことは初めから存在しない。

我々が日常の生活を送る上で経済は非常に重要だが、安全性の保障が担保された上に成り立つものでなければならない。
今回の原発事故で、あれ程危険で厄介な代物だということを痛感しておきながらの推進は、廃炉などを含めトータル的に計算すると化石燃料などで発電するよりも遥かに高上りだと分かっているにも係わらず、どうして納得がいくのだろうか。
政治家のみならず、原発に関わっている0.3%(?)の利権者の為の推進だと書店の店頭で目にしたが、憤りを通り越して言いようのない虚しさを感じてならない。

過去は過去、過ぎてしまったものは取り戻せないが、今後の国の政策として、徹底的に、再生可能なクリーンエネルギーの開発や発展に支援すべきであり、そして世界で最先端のクリーンエネルギーの先進国を目指すべきだ。
原発などをトップセールスするのではなく、クリーンエネルギーを堂々と、胸を張ってトップセールスすべきではないだろうか。


言い方は悪いが、徹底した景気対策を掲げるといった、大盤振る舞いの「見せ金」に乗せられ、金で票を買うかのような、云わば公然の選挙違反と、とりようによっては見られかねない「一票」にならぬよう、これからの日本にとって、何が必要で、どの方向に進むべきかを真剣に考えた上で、投票所に向かい「清き一票」を投じていただきたいものだ。 



Sponsored Link
 原発利権構造  『安倍さん、原発事故を起こした張本人は、あなた、安倍さんですよね!』 ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
Copyright:(C) 2010 yonitou iwazunihairarenai All Rights Reserved.










inserted by FC2 system