世に問う!言わずにはいられない
何かと住み難い、住み辛い世の中になってきているように思える昨今、右にも左にも決して属することなく、中立・中道をよしとして、敢えていうならば弱者の味方に立って私なりの提言や言いたい事を投稿するサイトです。
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181.愛がいっぱいのコンテナハウス 2014年9月8日
大阪府守口市の教会の牧師さんが、家庭の事情で満足に食事が与えられない子供らのために、無償で食事を提供する様子がTBSテレビの番組「報道特集(9月6日放送)」で紹介された。
育児放棄問題は全国で毎年2万件を超えると云われている。
家庭の事情も色々あるだろうが、その犠牲となる子供らがあまりにも不憫でならない。

バブル全盛の頃、高度経済成長の煽りを受けて飽食の時代となり、何不自由なく育った当時の子供らがやがて成人し、当たり前のように大人となって当たり前のように子供を生む。
そして苦労を知らずに育ったその親たちのごく一部は、子供の面倒をみるよりも自分の欲望追求に夢中になるといった無責任な所業により、無力で、無抵抗な子供らは路頭に迷うばかりとなる。

バブル期に生まれた者全てがそうとは限らないが、そんな無責任さが目立つように感じてならない。
勿論、育児放棄は昔からあり、その原因としては貧困によるものが多かったようだ。
確かに、昨今の育児放棄の原因として云えるのは、単なる無責任さだけではなく、貧富の差が尚一層強まっている現実を考慮すべきかもしれない。

しかしながら原因はどうあれ、食べ盛りだと云うのに、食べ物が満足に与えられないその子供らには、何の落ち度もなく何の責任もないのである。
そんな子供らの為に、牧師さんはお腹いっぱいご飯を食べさせてあげたいと、今から6年ほど前、教会の敷地内にコンテナハウスを建て、無償で子供らに食事を提供しているとのことだ。時には宿泊させる事もあるとか。
その食糧費など一切は、ご本人の持ち出しや有志らの寄付で賄っているとのことだ。
それに対して行政の支援は、簡易的なコンテナハウスなど、規定条件を満たさない施設では受けられないとのことだが、何とも歯がゆさを感ぜずにはいられない。




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