世に問う!言わずにはいられない
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264.香港デモ 2019年6月14日
香港では「逃亡犯条例」の改正を巡り、100万人を超える反対者が集い、立法会の建物周辺に押し寄せて抗議デモを展開している。
今年1月、私は香港を訪れた。
デモ隊が占拠する市街地はなんとなく見覚えがある。屹立するビル群に囲まれた幹線道路はひっきりなしに行き交う車で活気にあふれていたが、今は人いきれのする程の群衆で埋め尽くされている。

当時の観光の折、香港政府が入るビルを写真に収めたが、片側を開いて開放する「門」の形をしていた。
国民を分け隔てなく招き入れ、国民に開かれた政府を示す意味合いが含まれていると聞いたが、民意を受け入れ、穏やかで優しい情のある国政に努めてほしいものだ。

警察はデモ隊に対し、抗議活動をやめなければ「武力行使も辞さない」と警告しており、催涙弾のみならずプラスチック弾の使用を認めているとのことだ。

今から30年ほど前、北京の天安門前では六四天安門事件(第2次天安門事件)があり、デモ隊に加わっていた多くの学生らが中国人民解放軍による実弾発泡により多くの死傷者を出した。
当初、解放軍もデモ隊に対して無抵抗による鎮静を堅持していた。ところが、民衆は開放軍のトラックを襲撃し、鉄パイプや火炎瓶のみならずライフルや機関銃を手に取って戦闘を開始した。
それによって解放軍側は多くの負傷者を出した。

更には逃げ遅れた解放軍の兵士を捕まえてはガソリンを掛け、火をつけて焼死さ、その躯を陸橋にぶら下げるなど、民衆による残忍な行為があったようだ。
それらのことにより、人民解放軍は実弾による鎮圧に打って出たと何かに書いていた。

今回の香港でのデモ、歩道のブロックを剥がす映像が流れていたが、決して暴力にだけは訴えてほしくない。でないと天安門事件の二の舞になる可能性は十二分に考えられよう。

香港九龍游々紀行「シャンカンの旅情にふれて」前編
香港九龍游々紀行「シャンカンの旅情にふれて」後編



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