世に問う!言わずにはいられない
何かと住み難い、住み辛い世の中になってきているように思える昨今、右にも左にも決して属することなく、中立・中道をよしとして、敢えていうならば弱者の味方に立って私なりの提言や言いたい事を投稿するサイトです。
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316.開放型らせん水車発電 2021年10月24日
新先日、ある用事で厳美地区の農道を走っていると、大きなオーガーマシンの様な物がぐるぐると回転しているのが目に留まった。らせん型の水力発電である。
一関市の照井土地改良区が管理する照井堰に設置されている。
照井堰の歴史は古く、平安時代、奥羽地方に平安を齎し、100年の栄華を誇った奥州藤原氏3代目領主、後に陸奥守となった北方の王者、藤原秀衡公の時代から約900年の時を経た今でも、岩手県南地方の圃場をしっかりと潤している。
水車形式は開放型らせん水車。
水車の直径は2m。使用水量は最大1,346㎥/s。最大落差が2.34m。発電の最大出力が19.9kwとのこと。

この水力発電の有効性は再生可能エネルギーであることは勿論、水力を利用する為、落差溝毎に何基でも取り付け可能なことだ。況してや水は下流に流れることから、動力源の河水を消費することなく延々と利用出来る。

現在、10月31日の総選挙投票日に向け、各党が公約を掲げ、当選者確保にしのぎを削っている。その公約の中にはエネルギー問題が含まれているが、震災から10年、原発への依存度が年々高まっているように思える。放射能の危険性はもとより、トイレ無きマンションと同じく、放射性廃棄物の処分方法や最終処分地が未だに決まっていない。

原発に依存しない社会を目指す為にも、らせん型水車発電の様な安全で継続的なエネルギーの普及に、政府は更なる傾注を図るべきである。

選挙公約として各党とも全体的に積極財政を唱えている。コロナ禍の復興が優先課題だが、将来を見越して再生可能でクリーンなエネルギーへの投資を決して惜しむべきではない。財源は勿論国債だが、その前に、過去の誤った貨幣観を正すことが先決であると考える次第だ。
ごみ処理は水プラズマ。
水が世の中を正しい方向に導き、明るい未来を築くのではないだろうか。


【らせん水車】らせん水車を利用した水力発電の取組み(日本工営)



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