世に問う!言わずにはいられない
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96.国民の避難場所は  2010年12月4日
隣国、朝鮮半島が緊迫した空気の中、寒い冬を迎えようとしている。北朝鮮による韓国延坪島への一方的な砲撃により、正に南北のさめきった関係が、同じ民族同士でありながら益々ひえきった関係になろうとしている。
アメリカ海軍所有の原子力空母「ジョージ・ワシントン」を伴い、朝鮮半島西側の黄海では、米韓合同の大規模な軍事演習が行われ、更には日本の自衛隊も加わり、過去最大規模となる日米の合同演習が昨日(12月3日)から8日間の日程で始まった。
北朝鮮にとっては、そうとうなプレッシャーだろう。

北朝鮮による今回のような常識を逸脱した蛮行も、追い詰められた末の瀬戸際外交と言えるものだが、ここまでくると、破滅の道を辿るのではないかと言わざるを得ない。
「窮鼠猫を噛む」追いつめられたネズミは何を仕出かすか見当もつかない。

つい先日、北朝鮮のウラン濃縮施設を米国の核専門家たちに公開された。視察した専門家は、北朝鮮の進み具合について、かなりの技術水準を認める見解を示した。
現にプルトニュウムの核実験を済ませ、何れは濃縮ウランによる核実験も行うのではないかを懸念されている。

果たして「日本の防衛もこれで良いのか」と疑問が湧いてくる。
北朝鮮の砲撃を受けた韓国延坪島では、島民が身を隠せる防空壕が用意されてあった。
有事の際には、直ぐ様駆け込んで命を守れる場所や施設が確保されていた。勿論、砲撃がされ得る危険性が高い北朝鮮との国境付近だともいえるけれども。


では、日本はどうだろうか。
身の周りを見渡しても、防空壕らしき場所など何処にも見当たらない。第二次世界大戦の頃に掘られた一時凌ぎの防空壕であれば、多少は残っているのかもしれない。ただ、その掘られた場所を知っている人達も、既にこの世を去っている人達が圧倒的である。仮に防空壕が見つかったとしても何時崩れるかも知れない状態だろう。

戦争など、如何なる理由があろうとも絶対にやるべきではない。世界で唯一原爆の犠牲になった日本であれば尚更である。
しかしながら、相手によってはまったくといっていいほど、常識としての認識を持たない国家(指導者)もある。
その非常識な国家が、有無を言わさず一方的に攻撃してこないとも限らない事を、事実として認めなければならない。それに対して、報復するか否かは、まったく別の問題として採り上げなければならないが、少なくとも身を守る、特に日本の将来を託す若者や子供らの安全を確保する術や、命を担保する装備や準備が必要であるといえるのではないだろうか。

その最たるものが、身を隠し守ることの出来る防空壕だろうと思う。これは有事となってからでは遅いだろうし、個人レベルで作れるものでもない。
勿論この事に対する反発や反感も予想されるが、朝鮮半島の雲行きを見ていると、時期尚早ではないと思っている。
決して、対岸の火事では済まされない状況にきていると言っても過言ではない。

万が一の有事の際、攻撃は最大の防御なりと反撃(つまり攻撃でもある)を優先的に意識する軍事力に重点が置かれているが、守りを固める事の重要性を真剣に見直すべき時が来ているのではないだろうか。

何れにしても「備えあれば憂いなし」やるべき事はしっかりとやらねばならない瀬戸際にきているのかも知れない。




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