世に問う!言わずにはいられない
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71.価値観の違い!  2010年2月18日
冬季オリンピック(バンクーバー)も、男子スピードスケート500mでは、長沢圭一郎選手が銀、加藤条治選手が銅メダルに輝いて幸先の良いスタートを切り日本中が湧きに沸いている。
1984年サラエボオリンピックでは北沢選手が銀。1988年カルガリーオリンピックでは黒岩選手が銅。1992年アルベールビルオリンピックでは同じく黒岩選手が銀、井上選手が銅。1994年リレハンメルオリンピックでは堀井選手が銅。1998年長野オリンピックでは清水選手が金メダル。2002年ソルトレイクシティオリンピックでは同じく清水選手の銀メダルと毎回の様にメダリストを輩出している日本短距離陣。正しく日本のお家芸と言って過言ではない。
今後の中距離、女子選手の活躍も期待したいところだ。
そんな中、永田町でもおおいに盛り上がっているようだ。スノーボーダー国母選手の服装問題に賛否両論である。

私も、個人的には「だらしのない格好」は決していいとは思わない。ましてや、日の丸を背負い一国を代表する選手団の一員である。言わば日本の顔と言っても過言ではない。
しかしながら、個性という面から考えれば、そうあってもおかしくはない。人それぞれの価値観の違いもある。生きるスタイルだって人それぞれ、違いがあっていい筈である。

彼は彼なりのオリジナリティーに富んだファッションなのだろう。あまり大袈裟に採り上げられることに対して違和感を感じてならない。
私などは、高校時代バンカラ(蛮カラ)といって、弊衣破帽を好しとし、高下駄を履いて闊歩し、冬はマントで身を覆いながらの登校生活をおくったものだった。当時の私らにとって、そのスタイルが「正装だ」と信じていたものであった。

修学旅行で京都に行った時も、そのスタイルを貫き通したものだが、これも我々特有の価値観だと思っている。
その特有の、人それぞれの価値観に対し、頭ごなしに否定するのは如何なものかと思うのである。個性があっていいではないか。

ましてや、国母選手の服装問題に対し、彼が通っている大学では応援を中止したというではないか。同じ大学であれば、言わば兄弟、同胞のようなもの。世間から「あーでもないこーでもない」と散々揶揄されている状況の中、犯罪者なら未だしも、服装が乱れていたというだけで、肩身の狭い思いをしている彼を誰が庇ってやるのだろうか。非常に残念に思えてならない。
その汚名を返上する為には、競技で実績を作る以外にないのだろうが、決勝戦では8位と本来の実力からすればイマイチ揮わなかったようだ。今回の悔しさをバネに、次のソチオリンピック(ロシア)目指して頑張ってもらいたいものである。・・・



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