世に問う!言わずにはいられない
何かと住み難い、住み辛い世の中になってきている様に思える昨今、私なりの提言や言いたい事を投稿するサイトです。人それぞれ意見や考えも違いますが、「こういう考え方もあるんだな〜」と、ご理解頂ければ幸いです。
   2010年以降の「世に問う」は、こちらのサイトに投稿致します。 2009年(63)以前の投稿分はこちら
このページ以外の提言は「世に問う!home」に戻ってからお進み下さい。
114.生きる希望をありがとう 2011年6月3日
先日、OB会の待ち合わせ場所となった、道の駅風の丘(岩手県遠野市)に到着し、車を降りてみると、「生きる希望をありがとう」と書いた横断幕が目にとまった。近づいてみるとそれは寄せ書きだった。
地元の遠野市立綾織中学校の生徒らが、日本全国から駆け付けてくれるボランティアの人達や、津波により全てを失った被災者の方々の生活を、「ほんの少しでもいいから支えたい」と支援物資を、被災地に足繁く通い届けている人達、或いは人命救助や行方不明者の捜索の為、危険を顧みずその任にあたる自衛隊員や警察官、そして消防士らに対して、感謝の意を込め、一文字づつ丁寧に書き綴った寄せ文字であった。

・被災者への支援、これからも頑張って下さい。
・日本は地震なんかに負けない強い国!
・日本を信じています。頑張れ日本!
・止まない雨はありません。終わりのない闇はありません。


などなど、一文字一文字丁寧に心の籠った子供たちの文字が綴ってあった。
道の駅風の丘に立ち寄った人達が、入れ替わり立ち替わり一文字づつじっくりと文面を確認し見入っている姿が見て取れた。
何を思いながら見入っていたのだろうか。
 
 
人それぞれ、思いもまちまちであるのは当然だが、共通点を一つだけ挙げるとすれば、「一刻も早く復興を願っている」という事ではないだろうか。誰しも、それを望まない者はいないだろう。
そして、その復興の為に一番重要な機関はどこかというと、政府であり国会であり政治の世界である。

その一番重要な政治の世界では、政争や権力争いでご多忙のようだ。
「被災者?・・それどころじゃないよ」「義援金?・・えっ、なに、未だもらってないの」「ふ〜ん、あっそ!」・・・。

まるで震災問題は二の次であるかのようだ。
与党も野党も、日本の政治家に対して、私、いや殆どの国民はそんな風に感じているのではないだろうか。
まったく他人事のように聞こえてくるのである。

確かに、色々問題はあったかもしれないけれども、「誰が総理か」よりも、復興のシナリオを早急に示し、一刻も早い復旧・復興を最優先し、与野党問わず心血を注ぐべき時ではないのか。
与党しかり、分裂などしている場合ではないだろう。原発や津波被害は勿論、多くの被災者の方々が、どれだけ苦しい思いをしながら避難所生活を送っていることか。もっと真剣になって考えて頂きたいものだ。



最後に、お口直しとして、
海外から日本に贈られたメッセージを紹介したい。 

「日本は奇跡の高度成長を遂げた。今度も奇跡の復活を遂げるだろう!」


Sponsored Link
 ハミングバードチャリティ一般財団・東日本大震災 救済再建支援!“希望の光と自立プロジェクト” ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
Copyright:(C) 2010 yonitou iwazunihairarenai All Rights Reserved.










inserted by FC2 system