世に問う!言わずにはいられない
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82.備えあれば憂いなし(どうなる口蹄疫)  2010年6月14日
牧場の写真でも撮ろうかと、岩手県内でも有数の牧草地が広がっている金ヶ崎町の西部を、車でぐるっと一回りしてみると、ところどころ路面が白っぽく光っていた。
何だろうと近づいてみると、石灰が辺り一面に敷き詰められているのが見て取れたが、おおよその察しは容易についた。
口蹄疫の感染で日本中を震撼させている宮崎県から、約2000kmも離れているここ岩手県でも、警戒態勢に入っているようだ。
今回の口蹄疫問題は、現地による初期対応の遅れがこれまでの被害拡大に繋がったと指摘されている。

今月初め、発生地近くのえびの市では、感染が終息したと判断がなされ、家畜の移動制限も解消し終息ムードもあったようだが、新たに県中部の宮崎市や県北部の日向市などでも発生が確認された。
そんな中、総理就任直後の菅直人首相が来宮した。

一部の被害者農家からは、今度の参議院選対策だと冷ややかな反応を示す人達もいるようだが、先ずは、被害拡大を徹底的に阻止してもらいたい。
それと同時に、今回の口蹄疫感染によって、殺処分された生産者への補償問題を具体的に示し、支援策を早急に検討し実行に移してもらいたい。


宮崎県知事は、一方的に100%国庫負担を強調しているようだが、地方自治体自らの負担も免れないのではないだろうか。
今日、金ヶ崎町で石灰を撒いている酪農家をたまたま見かけたが、全戸の酪農家がそうしているのではないようだ。この対応について、行政はどのように指導しているのだろうか。指導はやっているが、各農家に任せているということなのだろうか。
だとしたら、万が一感染し、被害が拡大したとしても、県や市町村の責任は免れないのではないだろうか。たとえ被害が及んでいない県や市町村でも、先頭に立って、感染を未然に防ぐ手立てを一刻も早く打ち出してもらいたいものだ。


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