世に問う!言わずにはいられない
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129.口コミの真と嘘 2012年1月26日
口こみを自由に投稿出来ることで有名なサイトの下で、金銭授受による評価の投稿や、やらせ問題が発覚し物議を醸している。
かくいう私も口コミサイトは結構活用していて、ホテルを選ぶ時や、外食するときなどはある程度の参考にしていたり、ただお店探しの参考にするだけではなく、「あの店のカツカレーは美味しかった」「この店の豚汁は旨い」「あの店は接客態度が良くて気持ちがいいよな」などなど、自分なりの感想を述べたり実際に書き込みなどもしていた。

基本的に私は悪い評価は書かないようにしている。何故ならば、一つの料理に対して味の好みは人それぞれ、まちまちであり、甘党の人もいれば辛党もいる。
例え私が不味いと感じた料理であっても、ある人の舌感覚では美味しいと感じるかもしれない。人それぞれだということだ。
今回のように、バイト代を貰って食べもしない料理について評価するなどは勿論良い事ではないが、サクラなどのようにこの手の類(たぐい)は昔からあって、取り立てて騒ぐ程のものではないのではないだろうか。

今回の問題を受けて、法的措置(景品表示法の不当表示など)や行政側による対応を求める声も少なくはないが、規制強化によって自由な経済活動や商業活動、挙句の果てに言論の自由までもが奪われてはたまったものではない。
因みに景品表示法の不当表示に違反した場合の罰則規定は、2年以下の懲役又は三百万円以下の罰金に処するとある。

それらの判断については、寧ろ利用する側の自己責任によるものであって、何でもかんでも社会の所為にしたり、国や行政、或いは政治の責任にしたり、他人のせいにするのは考えものだ。
社会に対する免疫が未だできていない子供は已む無しとしても、大の大人が、善し悪しを決める最終的判断ぐらいは、少なくとも自分の責任の上で決めるべきものではないだろうか。


寧ろ今回の騒動で私が迷惑している事は、前述したように、贔屓にしている店や本当に美味しいと思った料理やお店に対して、満点に近い高得点をつけて評価していた事に対して、「やらせ」ではないのかと疑われかねないという点だ。

その事によって、逆にそのお店に迷惑をかける羽目になっては申し訳ない。良かれと思ってやった事が、真逆の方向に知らず知らずに進むようでは浮かばれない。
寧ろそんな事よりも、口コミサイトを見ていて、単なる誹謗中傷じゃないかと思える書き込みが未だにある事は見ていて本当にがっかりさせられる。勿論書き込む側に大きな問題があるのだろうけれども、この点については、管理する側(サイト運営業者)の責任が重いと私は感じている。

今回の騒動で、口こみサイトを運営する側が被害者として刑事告発も辞さない構えのようだが、利用者側の自由に任せ、単なる野放し状態でのサイト運営では、運営するサイト側の無責任さを問われても仕方ないのではないだろうか。
実際に気の利いた良心的な口こみサイトでは、現に、口コミが入った段階でスタッフが確認作業を行い、誹謗中傷など、公序良俗に反するか否かをしっかりチェックした上で、その口コミを反映させているサイトもちゃんとある。

「あまりにも数が膨大過ぎていちいちチェック出来ない」と弁解がましく言うのであれば、「運営する資格などない」と言わざるを得ない。
投稿する側、つまり我々にとっても、自由に書き込みが出来る事は決して悪い事だとは思わないが、しかしながら、投稿する内容を確認する上で、やはり「節度」という抑制する常識的分別が必要不可欠であろうと私は思っている。

農家レストラン さん食にて


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