世に問う!言わずにはいられない
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76.政治は生業(なりわい)か!  2010年4月12日
政治を市民の為にやっているのではなく、生活の為に政治家をやっていると嘆いていた市長がいる。
市民税を減らそうとその財源確保の為に、市議の報酬を下げるようにと求めた名古屋市長の河村氏に対して、市議全員が反対派にまわっている一連の騒動が今話題となっている。

確かに、議員報酬を半減する条例案に付いては、「やり過ぎでは」と思えなくもない。
しかしながら、政務調査費が年間600万円(税金がかからない)であったり、実労80日で年収1.600万円。
合計すると2.200万円にもなるというから、「どえりゃーたきゃー」と市長が嘆くのも納得するところではないだろうか。

市長選当初、河村氏を当選させようと、市長選を共に戦った同じ民主党の議員たちも、今では反対派にまわっているという。
要は「背に腹は変えられない」ということなのだろう。
まるで、河村市長が掲げたマニフェストの市民税10%削減の為に、「何で俺たちが付き合わにゃならんのか」といいたげでもある。市長にとって残された手段は解職請求つまりリコールのみ。

背水の陣でリコールに臨むようだが、代々政治を業とし、生業としている政治家が少なくない。

そういう意味に於いて、嘗ての与党自民党で、菅代議士が先陣をきって二生議員を排除する方針を唱えていたが、非常に意義深いことである。

「二生議員にも優秀な人材がいる」と、その後話題にすら上らなくなったが、彼らよりも更に優秀で適任と思われる人物は山ほど居る。
「政治」というものに対する優先順位は、有権者つまり市民を優先すべきものなのか、或いは、自分(政治家)の生活が優先されるべきものなのかは、誰が考えても分かりそうなものだが、
少なくとも単なる生活の手段として政治家を目指すことだけは止めて頂きたい。
3期当選すれば議員年金が貰えるとあって、その年金目当てに出馬する人達がいると耳にしたことがある。名古屋の市議会議員もそうだとは思えないが、果たして名古屋市議のリコール問題、市民はどのような判断を下すのだろうか実に興味深いところである。


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