世に問う!言わずにはいられない 「理不尽な金融機関」
何かと住み難い、住み辛い世の中になってきている様に思える昨今、私なりの提言や言いたい事を投稿するサイトです。人それぞれ意見や考えも違いますが、「こういう考え方もあるんだな〜」と、ご理解頂ければ幸いです。
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65.理不尽な金融機関 2010年1月6日
先日、友人から相談を持ちかけられた。
その内容は、住宅ローンを返済していた金融機関から、今迄の6年間分の住宅取得控除額約60万円を税務署に修正申告し「その金額を税務署に納めてくれないか」との、一方的な指示を受けたとの事だった。
当然本人は何のことやら皆目見当も付かず、その金融機関に出向いてその旨を確認しに行ったそうだ。その経緯はこうだ、今から6年ほど前、彼は自宅を新築 しようと、ある建設会社に相談し契約を交わした。

ローンを組む為、その営業マンに相談したところ、10年以上の返済期間を組むと一定の住宅控除が受けられると説明を受けた。
彼はもともと人並み以上に収入もあり、希望としては5年〜7年の返済を計画していたらしい。

ただ、説明を受けるにつれ折角控除を受けられるのであれば利用しない手はないと促され、金融機関に出向いて説明を受ける事になった。そして結果的に10年(120回)返済の住宅ローン契約を、その金融機関と結んだとの事だった。
翌年の申告の際、その金融機関から住宅ローンの返済証明書が送付され、何事も無く申告を済ませ、2年後・3年後と何事も無く申告を済ませていたのだが、6年目となる昨年の10月に、何時も通り申告するため領収書を整理していると、毎年送られていた筈の返済証明書が無いのに気が付いた。

急遽、その金融機関に連絡を入れたところ、前での事態が起こったとの事だった。金融機関にその内容を確認したところ、10年間の返済期間で契約を交わしているが、据え置き期間が2ヶ月間あった事実から、10年以上の返済期間に満たない契約だった為、「返済証明書は発行出来ない」と言われたらしいのである。
今更そんな事を言われても困りものである。ましてや、彼は金融に関してはまったくの素人である。
金融機関の窓口の説明を信じて、従うのが一般的ではないだろうか。それを7年後の今になって「違っていたから今までの分を払ってくれ」と突然言われても、当然納得できる筈も無い。

故意にやったとは思えないにしても、これは明らかに金融機関側のミス以外の何ものでもないだろう。6年間の約60万円を利用者に支払う様促すなど、自分達のミスを棚に上げ、利用者に責任転嫁させる行為は決して許せる問題ではない。
ましてや、突然言われた当事者にとっては、心情的に相当なショックを受けていたに違いない。
正しく「青天の霹靂」だったのではないだろうか。
「修正申告をやる様に」とその金融機関から促されたそうだが、精神的ダメージは計り知れないものがある。

金融機関のコンプライアンスが問題になっている昨今、自らの過ちを認めようとしない金融機関の姿勢に、憤りを感じてならない。あまりにも理不尽である。
最終的には専門家の第三者を立て、民事調停なり裁判なり法廷闘争する以外にないと思うのだが、
何ともお粗末で理不尽な話である・・・。


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