世に問う!言わずにはいられない
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86.頑張れ!柔ちゃん  2010年7月21日
先の参院選挙で与党惜敗の中、柔ちゃんこと谷亮子さんが投票締切りの直後、早々と見事、初当選を果たした。選挙前の発言では、「当選後には議員活動をやりながらオリンピックで金を目指します。」と意気込みを見せていた事に対して、「両立は如何なものか」と批判が囁かれていた。
確かに、両立するということは並大抵の事ではないだろう。ややもすると、両方とも中途半端になる可能性は十分にあり得る。ましてや、国会議員ともなれば国民の代表として国の立法に携わり、国の進む方向を決める重要な立場の人間となる。

腰かけ程度のいい加減な気持ちであっては決してならない。そんな事に対して、批判を浴びたのだろう。

一番の活躍の場である日本柔道連盟の理事からも、引退を迫られているようだ。中途半端にならぬように、「どちらかに決めろ」という事なのだろう。一つの事を、徹底的に追及しようとする職人気質の気概を思わせるのだが、それはそれで実に尊い事である。

ただ、人それぞれ能力には違いがある、という事を知っておく必要があるのではないだろうか。そして、その事実を認める必要があるという事を敢えて強調したい。

日本では、兎角「一つの事を追及することを好し」とする風潮が強過ぎるように思えてならない。様々な考え方、色んな生き方があっていい筈である。
人生を何度でもやり直せるリカレント教育のように、個人の持つ才能を、最大限に伸ばす場や環境、或いはチャンスを整える必要があるのではないだろうか。

寛容を持って人を育て、見守る姿勢が日本には欠けているように思えてならない。
同じ議員の中には、一つの事も満足に出来ない人もいれば、三つの事を同時に、しかも完璧にこなせる人間もいる。この違いは勿論能力の違いが大きいと言わざるを得ないが、それと同時、いやそれ以上に、目指す目標に対する「意気込みがまったく違う」という事ではないだろうか。
固い、そして確たる信念の元に、勇猛果敢にチャレンジするのであれば、必ずや結果は付いてくるものだと信じて止まない。

「田村で金、谷でも金、ママでも金」と2度のオリンピック、7度の世界選手権柔道で金を獲得している柔ちゃんのこと。才能豊かで意気込みも十分、両立する事は決して不可能ではないと信じている。
先駆者となり、その良き手本となって、自分の信じた道をひたすらに突き進み、是非ともその結果を残し、後世に、そして後進の為にも、その偉大なる功績と道筋を示してくれる事を期待するばかりである。




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