世に問う!言わずにはいられない
何かと住み難い、住み辛い世の中になってきているように思える昨今、右にも左にも決して属することなく、中立・中道をよしとして、敢えていうならば弱者の味方に立って私なりの提言や言いたい事を投稿するサイトです。
人それぞれ意見や考え方も違いますが、「こんな考え方もあるんだな〜」と、ご理解頂ければ幸いです。
   2010年以降の「世に問う」は、こちらのサイトに投稿致します。 2009年(63)以前の投稿分はこちら
このページ以外の提言は「世に問う!home」に戻ってからお進み下さい。
188.有名無実 2014年11月29日
アベノミクスの恩恵にはほど遠い地方、ましてや特恵の溜まり場ともいえる一部の企業に縁の無いポジションにいると、政治の形骸化が進み、どの党が政権を握り誰が総理になろうとも興味が湧いてこないというのが本音である。そんな心境の最中の総選挙となると、果たして投票所に足を運ぶべきか否か迷っているというのが今の心境である。
アベノミクスや消費税を争点とする今回の選挙だが、社会保障の充実には消費税増税は致し方なし。素直に認めるところだが、ただ、確かに、経済状況に応じて、増税の時期を変更するのは間違いではないと、私も思う。

各党のマニフェストをざっとみると、フムふむ、やはり民主党の公約?の方に分がありそうに思える。
しかしながら過去のマニフェストの実行性を鑑みると、いまいち信憑性に乏しい。仮に政権復帰を果たしたとしても、机上の論理、空論で終わる可能性がなきにしもあらずだ。

そんな意味合いでは、結果は兎もあれ、多少なりとも積極的に行動に移した安倍政権に分があるといえる。
ただ、かといって、現政権の自公連立与党では、日本が危うい方向に行きかねないという懸念は拭えない、というのが本音だ。

2日後に迫った公示にむけて、野党連立の動きが活発になっているようだが、もともとポリシーが違い、自尊心の強い人らの集まりだ。何れ必ずや分裂するだろう。
そんな事を考えれば、選挙結果は自ずと見えてくるというのが現実であり、形骸化の原因の一つでもある。


この現実をしっかり見るべきだ!!

また、争点をエネルギー問題に言及しない、声を大にして語りかけようとしない野党には些かがっかりしている。都知事選で決着したというのか、その事はマスコミにも問題があるのではないだろうか。
日本全体の問題であり、積極的に取り上げるべきではないだろうか。
震災から3年8カ月、被災地の人間からはつい昨日の出来事のように思う悲惨な出来事だったが、各党のマニフェストを覗くと、復興のフの字もなく、また、あれだけの悲惨さを目の当たりにした原発問題だが、原発のゲの字すら出てこない。

争点として取り上げないのはあまりにも切なく、歯がゆい。非常に違和感を覚える。
福島原発周辺では、今尚、故郷に戻れず、避難生活を余儀なくされている人達が大勢いる。
東北の沿岸部では、多少なりとも復興が進んでいるとはいえ、あまり実感が湧いてこないというのが本音だろう。

今回の選挙は、我々被災地の人間からすれば、どこか遠い国で行われているかのような気がしてならない。
しかしながら、増税云々以上に、愛しきこの日本が進む方向性をはっきりさせる今回の重要な選挙、
マニフェストの行間を読み解きながら、じっくりと洞察を深め、投票所に向かいたい。


冒頭でも触れたように、今回の選挙、結果がみえれば尚のこと、行く意欲が湧いてこないというのが本音だが、我々一人一人の生活や、今後の歩むべき方向を決める重要な選挙である。
今後の日本が進むべき道が右か左か、或いは真っ直ぐか、有権者一人一人の、清廉にして聡明なる判断によって決まる可能性は十ニ分にある。じっくりと考え、最後の最後まで悩みに悩んで、賢明なる清き一票を投じて頂きたい。
特に、これから日本を背負って立つ若い連中には是非とも、真剣に考え、投票所に向かってもらいたい。

それでも行かないという若人必見のブログ記事を紹介、特に20代の女性必見だそうだ!!
選挙に行かない男と、付き合ってはいけない5つの理由>>




Sponsored Link
 ハフポスト提供の具体的なマニフェスト  ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
Copyright:(C) 2010 yonitou iwazunihairarenai All Rights Reserved.










inserted by FC2 system