世に問う!言わずにはいられない
何かと住み難い、住み辛い世の中になってきているように思える昨今、右にも左にも決して属することなく、中立・中道をよしとして、敢えていうならば弱者の味方に立って私なりの提言や言いたい事を投稿するサイトです。
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209.モラルハザード 2015年11月8日
最近は特に、次から次と偽装や虚偽などの不道徳行為、不正行為が頻発している。「儲かれば手段を選ばない」と云った利益優先主義からくるモラルの低下、倫理観の欠如が露呈している。
横浜のマンションのくい打ち施工データ改ざんに端を発し、同じ施工会社の担当者のみならず、次から次と改ざんなどの不正行為が見つかっており、業界全体を震撼させている。今後はどこまで波及するのだろうか。

海外では、私も過去に所有していた車の自動車メーカーによる違法ソフトウエアの使用により、世界各国からの信用を失い、信用回復迄には相当な時間とお金、計り知れないエネルギーが必要となるだろう。
失ったものはあまりにも大きい。自業自得とは云え、愛着のある車のメーカーなだけに、同情を禁じ得ないといったセンチな衝動に駆られる。

偽装表示の問題では、とある肥料メーカーの欺瞞や隠蔽によって、米や野菜に使う肥料の問題が波紋を呼んでいる。
有機肥料との虚偽により、その肥料を使用した生産者は減農栽培としての出荷ができなくなった。

消費者への信用問題が何より深刻だが、殆どの生産者は真面目に農業に取り組んでおり、老骨に鞭打ちながらも、一生懸命真面目にこつこつと働き、農作物を大切に育てている。
そんな生真面目で正直な人たちを、平気で騙し、裏切るような行為は決して許し難い。
この不埒で愚昧な作為によって、風評被害の増幅が懸念される。

問題となった肥料が、過去に出荷された県がニュースに流れていたが、その県内でも使っていない地域の方が圧倒的に多い。
使ってないにも係わらず、同じ県内と云うだけで疑われる可能性が十分に予想される。
福島原発の被害で十二分にその厳しい現実を目の当たりにしているだけに、やるせない心境だ。
幸い、我が家では問題の肥料を使用したことはないが、決して他人事ではない。
今後はそのような不正行為を絶対に許すことなく、関係機関や行政機関は徹底的に指導や取り締まりを強化して頂きたい。



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