世に問う!言わずにはいられない
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79.本当の幸福とは  2010年4月30日
国家の政策として「幸福感」を取り入れる動きが出てきているという。嘗ての自民党政権下では考えられない発想である。
実に建設的で前向きな発想であると言えるのではないだろうか。
一言で「幸せ」と言っても、人それぞれ感じ方も千差万別である。「豊かさイコール幸福」かというと必ずしもそうとは限らない。いくらお金があったとしても、心の豊かさや精神的に病んでいる人達は大勢いるのではないだろうか。

「幸せだ」と、答えた人が90%以上もいるブータンの首相は、
GDPの尺度で計ることへの警鐘を鳴らし、精神的、心理的、情緒的なものが非常に重要であると語っている。
「お金がないと、まともな生活は出来ない」確かに現実を考えるとその通りである。

ブランドを身につけたい。マグロのトロをたらふく食べたい。
そんな願望を叶えるにはやはりお金が必要である。
さもなくば、軽犯罪に手を染める以外に方法は見つからないのかも知れない。

資本主義の下で、物欲や金銭欲をあまりにも追求し過ぎ、行き過ぎた市場原理主義に翻弄された結果の副産物なのかも知れない。
更には、勝ち組・負け組みといった二極化を生み、富裕層と貧困層を益々助長させたのも現実である。

即ち「お金があることイコール幸福である」と、錯覚するようになったのではないだろうか。
しかしながら、本当の意味において、「幸せ」とはお金で買える物なのだろうか。

所謂、真の幸福感とは、物質的な豊かさではなく、人と人とが支えあい、助け合うことによって生まれ、精神的な豊かさを感じることにより、幸福感をもたらすのではないだろうか。
国や地方自治体の政策においても「押し付けの幸福感」ではなく、社会保障の充実はもとよりだが、我々国民や県民が、自発的に「幸福感」を持てるような環境作りが求められるのではないだろうか。
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