世に問う!言わずにはいられない 「競技団体の本質とは」
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66.競技団体の本質とは  2010年1月12日
初場所が始まった今、角界が大揺れに揺れている。
来年の初場所(1月場所)後に行われる相撲協会の役員改選に、不退転の決意で理事に立候補すると表明している貴乃花親方の動向だが、相撲協会の旧態依然とした体質を、改革したいと言う中堅・若手親方から強い要請があったとも言われている。
確かに協会内部の状況はなかなか不透明な部分もあり、一般人ではよく分からない部分もある。

政治の世界でも政権交代。そんな事もあり世間一般の時代的風潮もあってか、相撲協会の改革にも敏感である様だ。
世論の多くも、貴乃花の立候補に賛同する意見が圧倒的に多い様だ。
今回理事立候補に踏み切った背景にも、前での若手親方連中の要請があった事や、母親が何処かの番組で話していた様に、
父親(元貴乃花)が「理事にならないと何も出来ない」と洩らしていたそうだが、その閉鎖的な体質に問題があるという事なのだろう。
相撲協会の理事は10人の定数制を採っている。

その下には109人(2010年1月現在)の評議員がいる様だが、
相撲協会としての意思決定は10人の理事に委ねられていると言うのが実態の様だ。
その為、評議員や現役の力士の意向がなかなか反映されないと言うことなのだろう。
しかしながら、似た様なケースは他の競技団体にも言える事だろうし、民間の特にオーナー企業も同じ様な図式である。
この構図や体質が良いか悪いかは別にして、周りでとやかく騒ぎ立てることではない。

「国技だから」という事なのだろうが、文科省で国技として認めていないので、正式には国技ではないと言う説もある。
確かに、社会的影響力が大きいことは否めない事実でもあるけれども、相撲協会は一財団法人である。
国民の税金で運営されている訳ではない。協会独自で管理運営している一競技団体に過ぎない。
興味本意で、周りでごちゃごちゃ言うのは勝手だが、協会の運営は協会で決めれば良いのである。体質が古かろうと新しかろうと、相撲協会内部の問題である。

協会の内部には、表に出てこない、目に見えない色んな形式や慣習もある筈である。古ければ古い程その柵もあるのだろう。
兎角世間に振り回され過ぎてしまうと、協会の運営もままならなくなってしまう。
私も団体は違うが、地方の競技団体に携わっている一人として痛切に感じている。
競技団体の目指す本来の意味、つまり「選手(力士)を最優先に考えるべき」とする本質さえ念頭に置いて運営しているのであれば、協会の体質が古かろうが新しかろうが問題ではないと思うのだが。・・・


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